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●アーユルヴェーダの智慧2019.10.30
アーユルヴェーダで考える体質論
こんにちは。
オーナーセラピストの上野 由美子です。
アーユルヴェーダでは、独特な考え方に『体質論』があります。
人間の身体の中で起こるすべての現象は、ヴァ―タ、ピッタ、カパという3つのドーシャの影響を受けています。
ドーシャは、サンスクリット語で「汚すもの」という意味を持っています。
そのため「病素」とも訳されることもあるくらいで、どのドーシャも増え過ぎてはいけない存在なのです。
ドーシャは、母親の子宮の中で、精子と卵子が受精した瞬間から存在します。
一生を通じて、いずれかのドーシャの働きが強く現れます。
これが、アーユルヴェーダでは、その人の生まれつきの体質としてとらえます。
過剰な物を排出したり、足りないものを取り入れながら自然にバランスをとり、健康を維持しています。
食事、空気、熱、太陽光を通して体内に取り入れられています。
しかし、不規則な食事や暴飲暴食など、自然にバランスを保つことができなくなっています。
自分自身の体質を知り、3つのドーシャの内、もともとどのくらい強く働く体質かを知り、
今の自分の身体がどのようになっているのか観察することが重要になります。
悪化しないよう生活法をとれば、健康で長生きができると考えます。
3つのドーシャ間に多少の強弱の差があっても、健康であるとします。
それが各人の個性の形を作っています。
各タイプのおススメの過ごし方を紹介します。
【ヴァ―タ体質】
風の象徴「軽い」という性質
・温かい飲食物を摂る
・スープのような、しっとりとしたものを食べる
・セサミオイルでオイルマッサージを行う
・規則的な食事をする【ピッタ体質】
身体に熱が溜まりやすい
・花や良い香りをかぐ
・優しい音楽で心を落ち着かせる
・甘い果物、ギーなどを摂る【カパ体質】
体力もあり、骨格などしっかりしている
・温かいものを食べる
・腹五分から八分の量の食事
・運動を積極的にする
・ドライマッサージなど刺激を与える
アーユルヴェーダSalon & School ゆう
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