Blogブログ
-
●アーユルヴェーダの智慧2020.04.05
コロナ感染が広がっています。心のケアとして食べ物の見直しも必要かもしれませんね
こんにちは。上野です。
昨日は、都内で118名のコロナウイルス感染が見つかったそうです。
日々、見えない恐怖との戦いで、精神的にも疲れてしまいますね。
アーユルヴェーダでは、心を左右する3つにのエネルギーにより、感染リスクを減らすこともできるとも言えます。
私が、古典書の勉強会でお世話になっている加藤先生のお話しを引用して、伝えていきますね。
チャラカ・サムヒター第4巻4章34節
「3つの身体のドーシャは、ヴァータ・ピッタ・カパであり、それらは身体を蝕む。さらに2つの精神(心)のドーシャは、ラジャスとタマスであり、これらは精神(心)を蝕む。これら両者は精神(心)や身体の両者を蝕んで病気をもたらし、両者が蝕まれなければ(病気が)生じることはない。」
※加藤先生のFBより引用私たちは、3つの要素を一人一人異なったバランスを持って生まれてきます。
それが、その人独自の体質になります。
風のエネルギーを多く持っている人は、ヴァ―タ体質。
火のエネルギーを多く持っている人は、ピッタ体質。
水のエネルギーを多く持っている人は、カパ体質と呼ばれます。
その他に心を左右するエネルギーとして、サットヴァ・ラジャス・タマスがあります。
サットヴァは、心の性質の1つで、「純粋性」意味を持っています。
タマスは、「惰性」の意味を持ち、タマスが心に増えることで、気力や意欲がなくなり、カパのエネルギーを増やすと言われます。
最後の1つは、ラジャスです。
「活動性」と言われるように、人生における様々な願望の達成を可能にするために心に活動を与えます。
人は、この活動によって何かを欲し、それを手に入れようとしますが、増えすぎると心をかき乱し、ヴァ―タやピッタを乱してしまいます。
ラジャスは、刺激を受けることや不安なことが続くとラジャスが乱れます。
その他に、
食べ物からも影響を受けてしまうのです。
多く含まれる食べ物として、激辛・酸っぱい・塩辛い・炭酸飲料・アルコール類があります。
そして、タマスを増やす食べ物には、残り物・レトルト食品・冷凍食品が挙げられます。
昨日もスーパーに行くとレトルト食品やカップ麺の棚がスカスカになっていました(^^;
毎日、3食料理を作るのは大変です。
せめて、時間に余裕があるときは、ご飯を炊きお味噌汁を作ってみてはいかがでしょうか!
作りたての温かい食事には、オージャス(活力素)があります。
体内の消化や代謝が順調に活動させてくれます。心身の健康を増進させるのに必須な物ともいえます。
また、サットヴァを増やすには、ドライフルーツや消化しやすい食べ物・脂っこくない食事・添加物の少ない食品がおススメとなります。
不規則な生活や精神的に襲われる、食欲にむらがある人は、ヴァ―タも乱れやすく、免疫力も低下しやすくなっています。
今一度、自分自身を見直してみてください。
アーユルヴェーダSalon & School ゆう
〒123-0851 東京都足立区梅田7−26−14 エミネンス梅島203号室
東武スカイツリーライン 梅島駅より徒歩5分
アクセスマップTEL:090-8432-8498
営業時間:10:00〜21:00(最終受付18:00)
定休日:水曜日
WEB予約はこちら